ホテルと商業複合施設建設を2017年10月に着工
NTT都市開発株式会社は10月24日、京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町において開発中の「新風館再開発計画」において、ホテルと商業複合施設の建設を、2017年10月に着工した、と発表した。
旧京都中央電話局の歴史的建物を生かし、213室のホテルを併設
建設地の京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町には、1926年京都中央電話局の赤茶色レンガの洋館が烏丸通に面して建設されており、京都市登録有形文化財第1号になっている。
2001年株式会社NTTファシリティーズと株式会社リチャードロジャースパートナーシップジャパンは、建築物を保存しつつ、商業施設「新風館」にリニューアルした。
今回の再開発では、旧京都中央電話局の歴史的建物を生かしながら、京都を訪れる観光客や地域の人々が楽しめる烏丸通から東洞院通を繋ぐにぎわいのあるパサージュ、および開放された中庭を設ける。
建設する建物は、敷地面積約6,400平方m、延床面積約26,000平方m、地下2階・地上7階建のホテル・商業複合ビルである。
地下2階で、地下鉄烏丸・東西線の御池駅と接続する。阪急烏丸駅からも至近距離にあり交通利便性は高い。
ホテルの客室数は213室の予定で、2019年8月竣工予定とのこと。
事業主は、NTT都市開発株式会社である。設計・監理は株式会社NTTファシリティーズ、デザイン監修は隈研吾建築都市設計事務所、施工は株式会社大林組がそれぞれ担当する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
NTT都市開発株式会社のニュースリリース
https://www.nttud.co.jp/news/detail/id/n21872.html