西日本鉄道株式会社(西鉄)は10月20日、ベトナム社会主義共和国ハイフォン市において、ベトナムの工業団開発企業Vietnam Singapore Industrial Park and Township Development JOINT STOCK COMPANY(VSIP JSC)と共同で住宅開発を行う、と発表した。
建設予定地は、ベトナム社会主義共和国ハイフォン市トゥイグエン郡カム川北側地区に位置し、人口約200万人のベトナム北部最大の港湾都市で、日系企業も多く、経済成長と人口増加が続き、高い住宅需要が見込まれている。
住宅開発の事業主体は、西鉄70%、VSIP JSC30%の出資比率で設立する合弁会社である。西鉄にとっては、主導権をもった初のプロジェクトである。
敷地面積95,470平方m(約29,000坪)に、分譲タウンハウスと分譲戸建て住宅を併せて519戸を建設する予定である。
分譲タウンハウスは、平均土地面積79平方m、平均延べ床面積166平方m、平均販売価格約18億ベトナムドン(約900万円)の住居専用が410戸。平均土地面積85平方m、平均延べ床面積210平方m、平均販売価格約22億ドン(約1,100万円)の1階にテナントが入居するショップハウスが48戸の予定である。
分譲戸建て住宅は、平均土地面積128平方m、平均延べ床面積216平方m、平均販売価格約30億ドン(約1,500万円)の2戸連棟住宅が61戸。平均土地面積204平方m、平均延べ床面積264平方m、平均販売価格約38億ドン(約1,900万円)の1戸建て住宅が23戸である。
総事業費約9,000億ドン(約45億円)で、2018年4月に着工し、2019年9月に竣工予定。なお、販売開始は2018年7月予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
西日本鉄道株式会社のニュースリリース
http://www.nishitetsu.co.jp/release/2017/17_160.pdf