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耐震の面より「地盤」を学ぶ 2種の講座が開催へ

2017年09月26日 06:15

地盤安心住宅整備支援機構が主催

地盤ネットホールディングスは20日、2017年12月5日より開講の「地盤インスペクター」、ならびに2018年2月5日開講の「地盤×構造インスペクター」の概要について発表した。

これら2つの講座は耐震の観点から、戸建て住宅地盤の見方ならびに建築構造について学べるものとなっており、一般社団法人地盤安心住宅整備支援機構が主催。地盤ネットホールディングスの子会社にあたる地盤ネット総合研究所が後援にあたる。

地盤ネットホールディングスによれば、たとえ建築士や住宅会社の社員であっても、意外と持ちあわせていないのが「地盤に関する知識」。講座を修了したのちは、専門性を生かして競合他社との差別化にもつなげることが可能であるとのことだ。

新技術「微動探査」などを学ぶ「地盤インスペクター」

地盤に特化した専門講座として2012年にスタートし、これまでにのべ1700人以上が受講している「地盤インスペクター」は、地盤液状化や不同沈下工事の欠陥を防止する方法、また地盤リスクを考慮した土地選びのポイントなどを学ぶもの。

今回開講のシーズンでは、従来の戸建て向けの地盤調査として一般的なスウェーデン式サウンディング試験に加え、地震発生時における地盤の揺れが、戸建てごとの建物に与える影響を知ることができる「微動探査」が講座トピックに挙げられている。

この講座を通じては、戸建て住宅地盤に関する体系的な知識や地盤特有の考え方、ならびに調査・対策工事のポイントを身につけることが可能だ。

体系的な知識が得られる「地盤×構造インスペクター」

一方の「地盤×構造インスペクター」は、前出の「地盤インスペクター」をベースとし、昨年新たに設けられた講座。今回の講座トピックとしては、基礎・構造の三位一体での設計を念頭に、地盤調査で得られた地盤情報をもとにした地震対策・数値の活用法がピックアップされている。

こちらの講座では地盤・基礎・構造について体系的に学ぶことができ、地盤特性を配慮した新築時の住宅構造設計や耐震等級の検討をはじめ、既存住宅の耐震補強などの提案においても知識の効果的な活用が可能だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

地盤ネットホールディングス プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000050.000020705.html

一般社団法人地盤安心住宅整備支援機構 講座紹介ページ
https://jiban-anshin.or.jp/inspector/

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