鹿島、環境配慮型コンクリートを積極展開

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鹿島、環境配慮型コンクリートを積極展開

2017年08月31日 06:00

製造時のCO2排出量を25%削減

鹿島建設は8月30日、環境配慮型コンクリート「エコクリートBLS」の適用を拡大したと発表した。「エコクリートBLS」は、2016年に鹿島建設が開発したもの。

中性化しにくい高炉セメントA種を改良した、地上部分に適用できるコンクリートで、製造時のCO2排出量を従来製品より約25%削減した。

ひび割れ抵抗性や耐久性が高く、一般的なコンクリートと同等のコストで製造できるメリットもある。

「エコクリート」シリーズを積極展開

今回適用したのは、地上4階建ての「株式会社山櫻 東京支店」の地上部分全て。試算では、コンクリート製造時のCO2排出量を約34トン削減した。

さらに打設後10か月以上経過した現在も、ひび割れが発生しておらず良好な状態を維持しているという。

鹿島は今回適用した「エコクリートBLS」をはじめ、CFT充填用の「KKCコンクリート」、NEDOプロジェクトとして産学共同で開発した地下構造物用の「ECMコンクリート」など環境配慮型コンクリートの開発に注力しており、今後は「エコクリート」シリーズとして幅広く展開していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

鹿島建設株式会社のプレスリリース
http://www.kajima.co.jp/news/press/201708/30a1-j.htm

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