同国最大の発電所を建設
2017年8月23日、五洋建設株式会社(以下、五洋建設)は、住友商事株式会社より、バングラデシュのマタバリ超々臨界圧石炭火力発電事業(以下、同事業)における港湾工事を受注したと発表した。
同事業は、近年増大するバングラデシュの電力需要に応えるため、同国南部に位置するマタバリ地区に国内最大の発電所を建設するもので、JICA(国際協力機構)による円借款事業で、住友商事・IHI・東芝のコンソーシアムが、元発注者であるバングラデシュ電力公社(以下、同電力公社)から受注している。
受注の概要
五洋建設は、石炭船を受け入れるための幅250m・水深(平均海水面)18.5m・総延長14kmの航路浚渫、航路への埋め戻りを低減するための防砂堤構築、発電所用地の埋立・地盤改良を主な内容とする港湾工事を担当する。
また、受注金額は日本円換算で約1,620億円であり、単独工事としては過去最大規模となる。工期は77カ月で2024年1月に竣工の予定だ。
なお、同事業の準備工事である先行浚渫工事を同電力公社より受注し、2017年4月に竣工させている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
五洋建設 ニュースリリース
http://www.penta-ocean.co.jp/news/2017/170823.html