東京ガス株式会社は8月23日、JR田町駅東口に直結する同社所有地msb Tamachi(ムスブ田町)の開発において、msb Tamachi田町ステーションタワーN(オフィス棟)を着工した、と発表した。
建設計画地は、東京都港区芝浦に位置し、JR「田町」駅と直結し徒歩1分、都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅から徒歩3分と交通利便性の優れた立地である。
msb Tamachi田町ステーションタワーNは、敷地面積約13,710平方m、延床面積約152,800平方m、地下2階・地上36階建、高さ約180mの高層オフィスビルである。
地下1階~2階のスマートエネルギーセンターは、2015年10月に着工済みで2018年春に竣工・開業し、2018年春竣工予定のmsb Tamachi田町ステーションタワーSとプルマン東京田町(ホテル棟)へ、エネルギー供給を行う予定である。
1~2階は店舗用途で、4~35階は基準階面積約3,900平方mのオフィスとなる。27階には天井高5.2mのスカイロビーを配置し、海への眺望を楽しむことができる。
災害対策として、重油・都市ガス共に使えるデュアルフューエル型非常用発電機を設置し、重油タンクを配置する。また、地下のスマートエネルギーセンターに設置するガスコージェネレーションを利用することにより、オフィス共用部・専有部へ72時間以上電力供給を行い、テナントのBCPを支援するという。
設計監理は日建設計・三菱地所設計の設計共同企業体、外装デザインはKPF(Kohn Pedersen Fox Associates)、施工は清水建設株式会社がそれぞれ請け負う。
2020年春に竣工予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東京ガス株式会社のプレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20170823-01.html