「ごみ処理施設整備運営事業」を受注
荏原製作所とグループ会社の荏原環境プラントは8月9日、桑名広域清掃事業組合から「ごみ処理施設整備運営事業」を受注したと発表した。
この事業は三重県桑名市、木曽岬町、東員町から排出されるごみを処理する可燃ごみ焼却施設の建設と20年間の運営、既存施設であるリサイクルプラザやプラスチック圧縮梱包施設などの運営を一体的に行うもの。
DBO(設計・建設・運営)方式で公募された事業の総合評価一般競争入札にて、213億8,650万3831円(税別)で、荏原環境プラントが代表企業として落札した。構成員・協力企業は大成建設、エス・エヌ・ケー・テクノ、太平洋セメント、三重中央開発。
処理能力は1日174トン
可燃ごみ焼却施設の新設では、独自開発のストーカー方式の燃焼技術「エバラHPCC21型ストーカシステム」を採用し、安定的なごみ処理と効率の高いごみ発電を実施する。
ごみ焼却施設の処理能力は1日当たり174トン、発電能力は3,080キロワット。
焼却施設から排出される灰はすべて資源化されるなど、環境に配慮した運営方針も評価された。
(画像は、荏原環境プラントのホームページより)
▼外部リンク
株式会社荏原製作所、荏原環境プラント株式会社のプレスリリース
http://www.ebara.co.jp/