東京急行電鉄株式会社は8月8日、タイ王国現地会社「Saha Tokyu Corporation Co., Ltd」(サハ東急)と共同で、タイで2016年度売上高業界2位のデベロッパー「Sansiri Public Company Limited」(Sansiri社)と合弁会社「Siri TK One Company Limited」(Siri TK社)を8月7日に設立し、バンコク都における分譲住宅事業「taka HAUS(タカ ハウス)」に着手する、と発表した。
Siri TK 社は、資本金1,000万THB(タイバーツ、約3,300万円)で、出資比率Sansiri社70%、東急グループ30%の合弁会社である。
タイ王国の中心であるバンコク都は、人口約900万人の都市で、堅調な経済に支えられ住宅需要が増加すると見込まれている。
Siri TK社は、バンコク都スクムビット地区において、マンションプロジェクト「taka HAUS(タカ ハウス)」に着手する。taka HAUSは、優雅で活動的な「鷹」をコンセプトに開発を行う。
スクムビット地区は、商業施設や高層コンドミニアムが集積する閑静な住宅街で、ビジネスや通勤通学に利便性が高いエリアである。
都心に通勤するタイ人、外国人駐在員への賃貸を目的とするタイ人や外国人投資家をメインターゲットにする。
プロジェクトでは、敷地面積5,316平方m(約1,608坪)に、鉄筋コンクリート造の地上8階建と地上7階建の分譲マンション2棟を建設する。
総戸数は269戸で、各戸の専有面積は約40平方m~70平方m、共用施設として、ラウンジ、ジム、屋外プール、駐車場などを設ける。
現在施工者は未定であるが、2017年末に着工し、2019年の竣工および入居を予定しているという。
なお、販売は、2017年9月16日に開始する予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東京急行電鉄株式会社のニュースリリース
http://www.tokyu.co.jp/file/170808-1.pdf