清水建設株式会社は7月18日、シンガポールの不動産子会社を通じ、シンガポールのアフロ・アジア・シッピング社(AAS社)と共同で、合弁事業会社ロビンソン・ディベロップメント社を設立し、オフィスビルの開発・賃貸事業「ロビンソンロード・オフィスプロジェクト」を実施する、と発表した。
プロジェクトは、AAS社が所有する土地のリース権を事業会社ロビンソン・ディベロップメント社に提供し、事業会社が資金調達しオフィスビルを建設するもの。
計画地は、シンガポールのビジネス街、ロビンソン・ロードに面し、MRTの4駅(タンジョンパガー駅、ラッフルズプレイス駅、テロックアヤー駅、ダウンタウン駅)が利用可能な交通利便性の高いエリアである。
オフィスビルは、敷地面積1,490.5平方m、延床面積16,908平方m、RC造(1部S造)の地上19階建で、1階に店舗、7~18階に事務所が入居する予定だという。
オフィス基準階のレンタブル(賃貸面積÷延床面積)比は、シンガポール最高水準の85%超に設定したという。オフィスフロアは、整形無柱空間のため、入居企業が自由にレイアウトできる。
総事業費は約260億円の予定で、設計・施工を清水建設が担う。
2017年10月から建設予定地に建つ既存ビルを解体し、2018年4月オフィスビル建設に着工し、2020年3月の竣工を目指す、とのこと。
清水建設は、シンガポールにおいて現地企業等と共同でマンションとデータセンターの開発を行っており、今回の開発は3番目になるという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
清水建設株式会社のニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/2017/2017016.html