住友林業グループの神鋼ケアライフ株式会社は7月12日、兵庫県西宮市で、総戸数309戸の高齢者住宅「エレガーノ(Elegano)西宮」の開発に着手する、と発表した。
神鋼ケアライフは、兵庫県神戸市中央区に本社を置く、資本金4億円の企業。神戸市を中心に、介護付有料老人ホーム「ドマーニ神戸」「エレガーノ摩耶」「エレガーノ甲南」の3施設を経営し、在宅介護サービスの事業所8拠点を有する。
株主は、住友林業66.7%、神戸製鋼所18.3 %、三井住友・三菱UFJ・みずほ信託銀行各5%である。
エレガーノ西宮は、アサヒビール工場跡地の一部である兵庫県西宮市津門大塚町に位置し、自立高齢者、要支援・要介護状態の高齢者など幅広く入居を受け入れる、国内最大規模のサービス付き高齢者向け住宅である。
阪急「阪神国道」駅から徒歩3分、阪急「西宮北口」駅から徒歩16分、JR「西宮」駅から徒歩11分と交通の便が良い立地にある。
敷地面積約10,428平方m(約3,154坪)に、延床面積約28,509平方m(約8,624坪)のRC造、地上14階建2棟、5階建1棟の高齢者用住宅である。総投資額は、約100億円という。
住宅は、最多面積61平方mの一般居室が219戸、最多面積23平方mの介護居室が90戸、総戸数309戸となる。入居金予定額は一般居室3800万円からで、平均6000万円程度になる予定とのこと。
施設は、神鋼記念病院などと連携するとともに、併設クリニックに、内科医、認知症専門医、24時間体制の看護師2名が常駐し、万全の介護体制を整えるという。
着工は2018年6月、竣工は2020年2月、2020年5月に開設予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)
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住友林業株式会社のニュースリリース
http://sfc.jp/information/news/2017/2017-07-12.html