東急不動産株式会社は7月12日、インドネシア・ジャカルタ郊外において、現地子会社の東急不動産インドネシア社を通じて、三菱商事株式会社と共同開発する分譲マンション事業「BRANZ BSD」の第1期事業で建設中の3棟「BRANZ BSD藍」が上棟した、と発表した。
インドネシアの大手不動産開発企業Sinarmas Land社は、インドネシア共和国のジャカルタ中心部から約25kmのブミ・スルポン・ダマイ(BSD)地区において、1980年代後半から都市開発を手掛けている。
BSD地区は、東南アジア最大級の展示会場であるICE(Indonesia Convention Exhibition)、2015年5月に開業したイオンモールのインドネシア1号店「イオンモールBSD CITY」など多くの施設が開業し、急速に開発が進んでいる地域である。
分譲マンション事業「BRANZ BSD」は、東急不動産インドネシアが主体となって開発する事業で、BSD地区の5haを超える敷地に、8棟総戸数約3,000戸を建設する大規模開発プロジェクトである。
プロジェクトでは、日系不動産企業における海外初の試みとして、東急不動産が日本で展開するマンションブランド「BRANZ」を冠して、販売を行う。
第1期事業では、敷地面積約16,000平方mに、延床面積約143,000平方mの3棟総戸数1,256戸のマンション「BRANZ BSD藍」を建設する。
建築設計はPT.ANGGARA ARCHITEAM、建築とランドスケープの設計は日建設計・日建ハウジングシステム、インテリアの設計は日建スペースデザインが行う。
また、建築工事はPT.Nusa Raya Cipta、設備工事は新菱冷熱工業(現地法人名 PT.Shinryo Indonesia)、施工管理はPT.Sakura Project Managementが担う。
2015年9月に着工しており、2018年12月の引渡を予定しているとのこと。
引渡後は、東急不動産グループが管理・運営するという。
(画像はプレスリリースより)
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東急不動産株式会社のニュースリリース
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