全長10.5キロの細長いメガソーラー
千葉県は7月7日、「SGET千葉ニュータウンメガソーラー発電所」が完成したと発表した。総事業費は、約44億円。
この施設は千葉ニュータウンエリアの成田スカイアクセス沿線用地(白井市武西から印西市若萩)に建設された、全長10.5キロメートルに及ぶ日本最長のメガソーラー。細長い発電所は、世界でもめずらしいものとなる。
メガソーラーの使用面積は約18ヘクタール。太陽光パネル4万7,454枚を使用した、発電出力9.0メガワットの大規模太陽光発電設備だ。想定年間発電量は一般家庭約4,600軒の年間使用電力量に相当する、約1万2,700メガワット時の見込み。
日本の玄関口の新たなシンボル
千葉県は2014年に、メガソーラーの設置・運営を行う事業者を企画提案方式によって募集した。6社が応募し、そのなかから東京都品川区のスパークス・グリーンエナジー&テクノロジーが事業者として選定された。
2020年東京オリンピックを控え、ますます増加が予想される成田スカイアクセスの利用者に対し、震災後の日本の再生可能エネルギーに対する取り組みを示す、シンボリックな施設となる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東芝 プレスリリース
https://www.global.toshiba/jp/news/corporate/2017/07/pr1801.html