ソナトラック社から、約700億円で受注
日揮は6月9日、アルジェリアから原油集積・処理設備建設プロジェクトを受注したと発表した。
アルジェリア国営炭化水素公社(ソナトラック社)がハッシメサウド地区で計画しているプロジェクトで、日産4万バレルの原油集積・処理設備の設計、機材調達、建設、試運転までの業務をランプサムターンキー契約にて一括受注した。
契約金額は、約700億円。2020年末に完成の予定だ。
ハッシメサウド地区北部で油田開発
現在、ソナトラック社は、アルジェリアの原油生産における重要拠点「ハッシメサウド地区」の北部にて、新たな油田開発を進めている。
日揮は1969年にアルジェリアに進出。以来、約50年にわたってソナトラック社やメジャーオイル向けのプロジェクトを手がけてきた。
2016年にもソナトラック社から、ハッシメサウドの原油生産設備の改造案件、ハッシルメルのガス処理プラント向け原料ガスの昇圧設備増設案件を受注しており、現在工事を進めているところだ。
日揮は資源開発投資が期待されるアルジェリアにおいて、今後も積極的に営業活動を展開していく方針だ。
(画像は、日揮のホームページより)
▼外部リンク
日揮株式会社のプレスリリース
http://www.jgc.com/jp/DisplayHtml/view/204