総事業費は約22億円
日本アジア投資は5月19日、北海道帯広市にてメガソーラー発電所「帯広ソーラーパーク」の建設工事を開始したと発表した。総事業費は約22億円で、このうち約75%を北海道銀行からのプロジェクトファイナンスにより調達した。商業運転の開始は、2018年3月の予定。
「帯広ソーラーパーク」は、最大出力約4.4メガワット。年間に予想される発電電力量は、一般家庭約1,500世帯分の年間電力消費量に相当する、約530万キロワット時を見込む。
なお、太陽光発電の課題となっている激しい出力変動を緩和して、安定的に稼働させるために、容量約2.2メガワット時の蓄電池を設置するという。また、発電した電力は、北海道電力に売電される。
太陽光発電に恵まれた環境
帯広市を含む北海道南部は、年間の平均日射量が豊富なうえに、気温が低く太陽光パネルの温度の上昇による発電効率の低下が少ないため、メガソーラー発電所の建設に適した地域。
加えて「帯広ソーラーパーク」の建設用地は、近くに高圧電力線が敷設された平坦な土地であり、発電・売電環境に恵まれた立地となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本アジア投資株式会社のプレスリリース
http://www.jaic-vc.co.jp/vcms_lf/jrelease_20170519.pdf