約90ヘクタールの土地を有効活用
SBエナジーと三菱UFJリースは4月28日、北海道勇払郡安平町において、蓄電池を併設したメガソーラー発電所「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2」を建設すると発表した。今年5月中に着工する予定で、2020年度中の完成を目指す。
「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2」は、苫小牧東部地域にて土地造成・分譲・賃貸・管理などを手がける苫東が所有する約90ヘクタールの土地を活用して建設する。
出力規模は約6万4,600キロワット、年間予想発電量が一般家庭約1万9,854世帯分の年間電力消費量に相当する約7,147万7,000キロワット時の見込みで、SBエナジーと三菱UFJリースが設立する「苫東安平ソーラーパーク2合同会社」が運営を行う。
蓄電池を併設する太陽光発電所は国内最大規模
「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2」は、北海道電力が太陽光発電事業者に求める技術要件を満たすために、蓄電容量約1万7,500キロワット時の大容量リチウムイオン電池を併設しているのが特徴だ。蓄電池を併設する太陽光発電所としては、国内最大級の出力規模を誇る。
また、この発電所はSBエナジーにとって、指定電気事業者制度による出力制御無補償の条件下でプロジェクトファイナンスを組成する初の事例となる。
(画像は、SBエナジーのホームページより)
▼外部リンク
SBエナジー株式会社、三菱UFJリース株式会社のプレスリリース
http://www.sbenergy.co.jp/ja/news/pdf/press_20170428_01.pdf