三井住友建設、純木質耐火集成材を使用した商業店舗が竣工

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三井住友建設、純木質耐火集成材を使用した商業店舗が竣工

2017年04月28日 05:00

新たに取り組む「TEKIZAI」プロジェクトの適用第1号物件

2017年4月25日、三井住友建設株式会社(以下、三井住友建設)は、防火地域における法的要件の耐火性能を満たした木造の商業店舗(以下、同物件)を竣工したと発表した。

同物件は、同社が設計・施工したコンビニエンスストアで、発注者の小田急電鉄株式会社が神奈川県海老名市で開発中の「ViNa GARDENS(ビナ ガーデンズ)」(以下、同開発地区)において、最初に開業する商業施設だ。

三井住友建設は、建物の材料・工法・構法などを選択するに際し、最適な素材を提案する新たなプロジェクト「TEKIZAI」に取り組んでおり、同物件は「木を魅せる、見た目も憩える、毎日行きたくなる」木造建築物として提案された。

また、同開発地区の開発コンセプト「憩う・くらす・育む」に対応して、機能的であるとともに憩える空間としても利用できる。

工事の概要

同物件は、住友林業株式会社のデザイン監修による木造(耐火建築物)平屋建ての規模で、敷地面積1,002.82平方メートル、建築面積219.50平方メートル、延床面積199.19平方メートルで、工期は2016年10月24日~2017年3月31日。

また、木造建物を際立たせたデザインの切妻屋根、杉の羽目板を使用した外壁や庇の軒天井、あるいは店舗出入口横に設けられた木製ルーバーなどが、特徴的である。

さらに、柱には、住友林業株式会社の純木質耐火集成材「木ぐるみFR」が使われた。同集積材は、1時間耐火構造の大臣認定を取得している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

三井住友建設 ニュースリリース
http://www.smcon.co.jp/2017/042518875/

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