省エネルギーに貢献するガラスが採用
日本板硝子は、4月25日、複層真空ガラス「スペーシア21(R)」が、大阪・梅田の中心地に立ち、関西では最も高い地上125メートルの高層タワーキャンパス「大阪工業大学OIT梅田タワー」に採用されたことを発表した。
「スペーシア21(R)」の概要
「スペーシア21(R)」は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)や、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の実現に向けた貢献が期待されている透明なガラス製品。
熱貫流率に優れ、高い断熱性能を持つ真空ガラス「スペーシア(R)」と、Low-E(低放射)ガラスで構成された「複層真空ガラス」である。
今回、同製品は、高層階北面の吹き抜け空間「コミュニケーションボイド」部の北面カーテンウォールのガラスに採用。北面の安定的な自然採光により明るく快適な空間を提供するとともに、超高断熱という特長から、空調負荷の低減に貢献している。
環境負荷低減を図る製品を開発
同タワーは、未来を担う新しい知を大阪から発信する「学園のシンボリック拠点」として位置付けられ、その吹き抜け空間は、自然エネルギー利用や消費エネルギーの最適化を図る空間として設計された。
今後、ZEHおよびZEBに向けた製品は、ますます普及することが予想される。同社は、引き続き、新たな高付加価値品を開発することで、省エネルギーに貢献したい考えだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本板硝子 プレスリリース
http://www.nsg.co.jp/