「リファイニング建築」第一弾を着工
ミサワホーム株式会社は4月19日、築50年を超える北海道の職員住宅を賃貸住宅に再生する「リファイニング建築」第一弾を着工する、と発表した。
リファイニングにより現行の耐震基準に合致させ、耐用年数を約50年延長
北海道は、東京都渋谷区初台に、敷地面積535.47平方m、建築面積254.30平方m、延床面積1,017.20平方mのRC造の4階建て職員住宅を保有している。職員住宅は、1964年建設によるもので、築50年を超える。
土地の有効活用を図るため、2016年2月「旧初台公宅用地有効活用事業」の公募を行い、2016年9月ミサワホームは事業者に選定された。
ミサワホームは、リファイニング建築により職員住宅を賃貸住宅に再生し、ミサワホームの保有物件として再活用する。
1981年施行の新耐震基準に合わせた補強を行い、コンクリートの耐用年数推定調査に基づいた改修を行って耐久性を強化し、リファイニング後の耐用年数を約50年に延ばして、その評価を第三者機関より取得する予定である。
建物は、現在の3DK18戸の間取りから、リファイニングにより1DK4戸、1LDK17戸に生まれ変わる。
2017年11月の完成を目指すとのこと。
ミサワホームは北海道より50年間土地を賃借
リファイニングには、総合監修をミサワホーム、設計・監理を株式会社青木茂建築工房、施工を東急建設株式会社がそれぞれ担当する。
土地の所有者は北海道のままで、ミサワホームは50年間の定期土地賃借者となる。ミサワホームは建物所有者で、ミサワホーム不動産株式会社が入居者募集と賃貸管理を行う。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ミサワホーム株式会社のニュースリリース
http://www.misawa.co.jp/