三井ホームコンポーネント、枠組壁工法(2×6工法)による大規模木造倉庫が上棟

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三井ホームコンポーネント、枠組壁工法(2×6工法)による大規模木造倉庫が上棟

2017年04月22日 11:00

神奈川県横浜市に大規模木造倉庫が上棟

三井ホーム株式会社のグループ会社、三井ホームコンポーネント株式会社は4月19日、神奈川県横浜市において部材供給と建て方工事中の大規模木造倉庫が上棟した、と発表した。

最大天井高5.8m、スパン16.2m、長さ18.9mの大空間を実現

大規模木造倉庫は、神奈川県横浜市西区西平沼町のtvk ecom parkに建設された。建築主は、株式会社テレビ神奈川で、設計をtvkコミュニケーションズ一級建築事務所、施工を株式会社tvkコミュニケーションズが行った。

三井ホームコンポーネント株式会社は、部材供給と建て方施工を担当した。

倉庫は、延床面積713.94平方m(215.96坪)の地上2階建、45分準耐火建築物である。

周辺環境への配慮と、将来の太陽光発電パネルの設置を考慮し、屋根形状を緩やかな片流れとした。また、全高を抑え内部の有効高を確保するため、床組みと屋根構造材を三井ホーム独自開発のコネックトラス構造とし、枠組壁工法(2×6工法)で施工した。

コネックトラスとは、接合部分にステンレス製接合金物「コネック」を使用し、三角形に組んだ骨組みのことで、木造で大空間の建築物を構築できる。

屋根形状を緩やかな片流れにするため、コネックで接合された幅約16mのトラスの1本ごとに構造計算を行い、長さや形状が異なるトラスとした。

吹き抜け部分は、コネックトラス構造の採用で、最大天井高5.8m、スパン16.2m、長さ18.9mの大空間を実現した。

枠組壁工法(2×6工法)による大規模木造建築物は、モノコック構造で、高い耐震性能と耐火性能を備え、建築時におけるエネルギー消費量が少なく地球環境にやさしい。

木造施設系建築事業の拡大を目指す

三井ホームグループは、木造施設系建築事業を成長事業と位置づけ、「with wood」と総称して展開している。

今後も、木造施設系建築技術や品質をますます進化させ、地球環境と人にやさしい木造の医療・福祉施設、文教施設、商業施設などへの拡大を目指す、としている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

三井ホーム株式会社のニュースリリース
http://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2017/20170419.pdf

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