ミサワホーム株式会社は4月18日、株式会社北都銀行と秋田不動産サービス株式会社および秋田信用金庫の4者で、秋田市中通におけるCCRC拠点整備事業について、4月17日連携協定を締結した、と発表した。
CCRC拠点整備事業は、ContinuingCareRetirementCommunityの略で、高齢者が、自らの希望に応じて地方に移り住み、地域社会において健康でアクティブな生活を送るとともに、医療介護が必要な時には継続的なケアを受けることができるような地域づくり、を目指すものである。
秋田県は人口減少への対応と地方創生の観点から、秋田市も高齢化率が全国平均を上回る状態で推移している状況に対して、高齢者が健康でいきいきと暮らせる街づくりに取り組んでいる。
北都銀行は、地方創生を重要戦略と位置づけ、行政施策に基づき市街地の活性化を図るため、北都銀行と秋田信用金庫の所有地において、秋田不動産サービスが事業主体となる「秋田市中通CCRC拠点整備事業」を4者でスタートした。
事業計画地は、秋田県秋田市中通に位置し、JR秋田駅近くの中心市街地という好立地で、住宅、金融機関、医療・保育施設など複数の拠点施設を建設し、地域の介護施設と連携してスマートウェルネスや地域包括ケアの実現を目指す、という。
整備事業は、敷地面積1,078平方mに、延床面積約8,100平方mの高さ約60mの地上18階建施設を建設するものである。
施設には、分譲マンション、賃貸マンション、北都銀行、秋田信用金庫、複数のクリニック、薬局、保育施設、地域交流スペース、カフェなどの入居を予定している。
今後は、4者と県、市、地元商工会議所などで「秋田市中通地区まちづくり協議会」を設立し、秋田版CCRCの実現を目指すとしている。
2018年4月に着工し、2020年秋頃の完成を予定しているという。
(画像はプレスリリースより)
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ミサワホーム株式会社のニュースリリース
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