BIMに特化した新会社が誕生
鹿島建設は、4月13日、BIM(Building Information Modeling)業務を専業とする新会社「グローバルBIM」を、4月5日付けにて設立したことを発表した。
同社は2013年、クラウドサービスを利用したBIMプラットフォーム「Global BIM」を世界で初めて構築。今回の新会社設立を通じ、同社施工部門において、さらなるBIMの普及展開と高度化を図りたい考えだ。
「グローバルBIM」の役割
新会社は、日本版IPD(Integrated Project Delivery)の先進企業として、プロジェクトの初期段階から、施主、設計者、元請け、協力会社などと共同で最適な決定を行う協業体制を推進。
また、建設会社だけでなく、施主や設計事務所も対象に、BIMモデリング、BIMコンサルティングなどのサービスを提供する。
さらに、BIMソフトの開発のほか、社内にて運用しているBIM施工計画アドオンソフト、BIMプロジェクト管理アドオンソフトなどの社外販売も予定している。
目標は日本初のBIMサービスプロバイダー
「BIM元年」と位置付けられる2009年以降、同社では施工現場への積極的な導入を図ったことで、全国的にBIM導入現場が進んでいるという。
同社は、日本初のBIMサービスプロバイダーを目指すとし、今後、BIMノウハウを国内、海外へ提供していく方針だ。
(画像は鹿島建設のホームページより)
▼外部リンク
鹿島建設 プレスリリース
http://www.kajima.co.jp/news/press/201704/13m1-j.htm
「グローバルBIM」ホームページ
http://www.global-bim.com/