ビーシーピージージャパン株式会社(BCPGジャパン)は4月3日、岡山県勝田郡奈義町において、メガソーラー発電所「奈義太陽光発電所」を完工し、3月2日から商業運転を開始し、3月30日竣工式を行った、と発表した。
BCPGジャパンは、タイ国の石油関連企業Bangchak Petroleum社の再生可能エネルギーに特化した子会社、BCPG Public Company Limitedの実質的100%子会社で、2010年に設立した。日本と北東アジア地域において、太陽光を主とする再生可能エネルギー発電事業の開発・建設・操業を行う。
奈義太陽光発電所は、岡山県勝田郡奈義町の町有地と1名の個人所有の用地197,137平方mに出力14.38MWのメガソーラー。
年間発電量は、約16,367GWh、一般家庭約3,700世帯の年間消費電力量に相当する発電を見込んでいる。
発電所の設計・施工は、IHIプラント建設株式会社が担当した。太陽光パネルは、中国Trina Solar社の太陽光発電パネル45,780枚を設置し、東芝三菱電機産業システム株式会社の750kWパワーコンディショナー14台に接続した。
発電した電力はFIT制度を活用して、中国電力株式会社に全量売電する。
建設資金は、オランダの総合金融機関ING Bank N.V.からプロジェクトファイナンスで調達した。
BCPGジャパンは、現在までに九州地域に4か所合計約13MWの太陽光発電所を建設し、2016年7月に秋田県にかほ市の13MWの発電所が操業中である。奈義太陽光発電所は、中国地方初の発電所で、6番目かつ最大規模のものである。
BCPGジャパンが保有する太陽光発電所の最大出力合計は、約40MWになった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ビーシーピージージャパン株式会社のニュースリリース
http://www.bcpg.jp/news/2017-04-03.html