新石炭バイオマス混焼発電所の建設で
四国電力は、3月14日、「(仮称)仙台高松発電所建設計画」の事業に係る「環境影響評価方法書」の縦覧手続きが、仙台市により、いよいよ開始されたことを明らかにした。
計画の概要
同社は、「石炭バイオマス混焼発電所」の建設候補地を、宮城県仙台市宮城野区港4丁目(工業専用地域)に決めた。
発電設備は、微粉炭焚方式を採用し、発電規模は、11万2,000kWを見込む。また、燃料には、年間約25トンもの石炭および、年間約15万トンの木質バイオマス(ペレット)を用いる計画だ。
なお、平成30年度下期中に着工、平成33年度上期中の営業運転開始を目指す考えである。
環境影響評価を着実に実施
同社は、この建設計画を着実に遂行していくことが、仙台港港湾設備等の公共インフラの利用拡大につながるだけでなく、電力市場における選択肢拡大や再生可能エネルギーの普及につながるものと期待を寄せる。
なお、同社は、この建設計画を実行に移す前に、地域住民とのコミュニケーションを密に行うことで、適切な環境配慮に努めたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
四国電力 プレスリリース
http://www.yonden.co.jp/press/re1703/data/pr003.pdf