野村不動産グループ3社でJR岡山駅前市街地再開発事業を事業化
野村不動産グループの野村不動産株式会社、JR西日本不動産開発株式会社、株式会社奥村組の3社は3月14日、「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」の事業化を目指して参画する、と発表した。
建設の受注と住宅・ホテルの取得を目指す
JR岡山駅周辺エリアの中で再開発事業を検討している地区、岡山市北区駅前町一丁目2番3番4番は、JR岡山駅から徒歩1分と利便性に優れているが、低・未利用の土地が多く、老朽化が進んでいる既存建物も多い。
再開発事業地区は、「都市再生緊急整備地域(岡山駅周辺・表町地域)」に該当し、岡山市の定める「都市計画マスタープラン」では、市民に高次の都市機能を提供し、広域交流および岡山を発信する「都心拠点」として位置付けられている。
2016年9月市街地再開発準備組合が設立され、優れた立地に相応しい、商業施設やホテル、コンベンション施設、アミューズメント施設、都市型住宅等の都市機能を備えたまちづくりを検討することとなった。
野村不動産グループ3社は、準備組合と協定書を締結した。今後は、関係者とともに、JR岡山駅前という立地に相応しい再開発施設の用途・規模を検討し、新たなランドマークとなる大規模複合再開発によるまちづくりに協力する。
事業化後は、野村不動産とJR西日本不動産開発が住宅保留床、JR西日本不動産開発がホテル保留床を取得し、奥村組が建築物等の施工を担当することを目指し、特定業務代行者や参加組合員に応募する予定であるという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
野村不動産株式会社のプレスリリース
http://www.nomura-re.co.jp/n2017031401240.pdf