テラドローン株式会社はこのたび、ドローンを用いての土木測量に特化したトレーニング事業(OJT/セミナー)を開始した。主に建設・測量業者を対象としたもので、サービスの提供は中部地方にて先行する形でスタート、随時提供可能なエリアを全国へ広げていく構えだ。
同サービスは、ソフトや機体・カメラの選定をはじめ、標定点の設置・計測、飛行トレーニングや自動航行ソフトの導入、そしてデータ解析の方法までをサポート。顧客自ら起工・出来形測量が実施できることを最終目標とし、顧客の要望やレベルに応じて、実地指導とセミナーを組み合わせての指導を行うものとなっている。
機体や周辺機器については、同社が通常業務でも使用している機体をレンタルできるため、初期費用やリスクを抑えての利用が可能。また、測量業務の請負や3次元設計・MC/MGデータ作成などについてもサポートを受けられるのが特徴だ。
同社によれば、土木現場でのドローンの活用が広がりを見せる中、その導入ないし測量方法におけるノウハウの不足、初期投資に多額の費用を要する点などが、建設・測量業者におけるドローン導入の足かせになっているとのこと。
こうした現状を踏まえ、同社では今回のサービス提供により、国内におけるドローンを用いた測量の底上げを図りたい考えだ。なお同サービスに関する詳細や相談については、同社担当者(電話: 052-746-9872)まで問い合わせを。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
テラドローン株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000020194.html