3月25日に開通
神奈川県が工事を進めてきた国道129号戸田交差点の立体交差工事が間もなく完成し、3月25日に開通する。
国道129号と県道22号 横浜伊勢原が交差する戸田交差点は、神奈川県の東部と西部を結ぶ重要な幹線道路だが、平面交差点であったため慢性的な交通渋滞に悩まされていた。
神奈川県は交通渋滞を解消し、利便性と安全性を高めるために、2000年度から国道を掘り下げて県道の下をくぐらせるアンダーパス型の立体交差にする工事を進めてきた。
通行止めせずに地下部で工事を進行
戸田交差点の立体化工事はトンネル部と、既存の道路とのすりつけ区間となる掘割部から構成される。
トンネル部はボックスカルバートを約186メートル、掘割部はU形擁壁を北側約158メートル、南側156メートル構築した。
国道129号も県道22号も重要な路線であるため、通行止めできない。このため、地上部に覆工板を設置して、一般車両を通しながら地下で工事が進められてきた。
立体交差が開通すれば国道129号を走る車は、信号に邪魔されずに交差点を通過できるようになる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
神奈川県のプレスリリース
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p1117372.html