12月の受注高は7兆3,825億円
国土交通省は2月10日、平成28年12月分の「建設工事受注動態統計調査」の結果を公表した。これによると12月の建設工事の受注高は、前年同月比2.9%増の7兆3,825億円。2か月連続で増加傾向を維持している。
このうち元請の受注高は、前年同月比3.9%増の4兆9,994億円。3か月ぶりの増加となった。下請の受注高は1.0%増の2兆3,830億円。2か月連続で増加している。
元請けの状況
元請のうち公共機関からの受注高は、前年同月比13.5%増の1兆4,087億円。3か月ぶりに増加へと転じた。民間等からの受注高は0.5%増の3兆5,907億円で、4か月連続で増加している。
元請けの受注高を工事種類別にみると、土木工事は前年同月比5.8%増の1兆2,361億円。2か月連続での増加となった。
建築工事は、前年同月比0.9%減の3兆2,129億円。3か月連続で減少している。
機械装置等工事は、前年同月比36.2%増の5,504億円。5か月ぶりの増加となった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/houdou201702.html