大型高効率発電を可能に
JFEエンジニアリングは、2月8日、北海道釧路市内に設置予定の「釧路火力発電所」向けに、循環流動層(以下、CFB)ボイラ発電プラントのEPC(設計・調達・建設)を受注したことを発表した。
CFBボイラの性能を発揮
新設される「釧路火力発電所」は、発電出力112MW規模を有する、石炭と木質バイオマスの混焼発電所。
発電方式には同社が業務提携したValmet Technologies OyのCFBボイラと、再熱復水蒸気タービン発電機双方を採用し、高効率な発電はもとより、二酸化炭素排出量の低減にも貢献するという。
なお、商業運転開始は、2019年中を目指す計画だ。
低炭素社会に貢献
石炭と木質バイオマスの混焼発電所は、石炭焚専焼の微粉炭焚ボイラ発電プラントと比べ、より高効率な発電能力を維持するうえ、環境保護にもつなげることができる。
同社は今後も、火力発電所にCFBボイラを適用することで、多様な燃料使用を可能とするだけでなく、省資源ならびに環境負荷低減社会の実現に貢献していく方針だ。
(画像はJFEエンジニアリングのホームページより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング プレスリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2017/20170208091229.html