株式会社ファインは2日、同社が提供する住宅建築パース自動作成システム「オートパース」において、株式会社アイコットリョーワの建材タイルを搭載したと発表した。
「オートパース」は、クラウド上で建築パース(住宅完成予想図)の作成を行いWebブラウザに表示する仕組みを採用。仕上がりにこだわる場合は外注やシステム導入に費用を投じる必要があり、加えて作成に手間を要していた建築パースを、所要時間は約1分、かつプロレベルの高品質で自動作成できるサービスだ。
同サービスは、建築業界における主要な3D-CADプランデータ(3DS形式データ)に対応。3D-CADのプラン入力画面から直接オートパースの建築パースが作成できる「建築専用3D-CAD 連携サービス」も搭載しており、3D-CADソフトとの連携も考慮されたサービスとなっている。
また同サービスの特長の1つに、大手建材メーカーの外壁材を、建築パース作成時に使える「搭載素材」として多数採用している点があげられる。今回この搭載素材に、タイル生産販売量では国内随一の規模を誇る、アイコットリョーワの建材タイルが新たに追加された。
ファインによれば、これら搭載素材の活用によっては施主が指定したメーカーの部材で建築パースをくみ上げることも可能であり、有効な商談につながるようなプレゼンテーションの実現に貢献するとのこと。
同社では今後「オートパース」について、こうした外観パースにおける工夫のみならず、内観パースやシミュレーション機能、VR連携など各種拡充をはかり、プレゼンテーションシステムとしての機能性を高めていきたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ファイン プレスリリース(プレスリリースゼロ)
http://pressrelease-zero.jp/archives/106595