野村不動産株式会社と戸田建設株式会社は1月31日、愛知県小牧市において2015年11月に着工した大規模高機能型物流施設「Landport小牧」が、2017年1月末日竣工し運用を開始する、と発表した。
「Landport小牧」は、愛知県小牧市本庄に位置し、名古屋駅から約15km、東名・名神・名古屋高速小牧線の「小牧」ICから約4.6kmの至近距離にあり、中部・北陸地方の物流エリアをカバーする。
敷地面積18,774.03平方m(5,679.14坪)、延床面積41,905.34平方m(12,676.37 坪)に、鉄骨造地上4階建の小牧エリア初のスロープ型マルチテナント施設である。
設計・監理は株式会社フクダ・アンド・パートナーズ、施工は戸田建設株式会社名古屋支店が行った。
柱スパン11m×11mの採用、倉庫内梁下有効高5.5m(一部6.5m)の確保で、保管効率を高めた。
トラックバース接車40台分、敷地内待機スペース21台分を確保し、配送機能の充実を図り、多頻度配送効率を高めた。
現在すでに2社の入居が決定し、約8割と高稼働での運用開始となった。
「Landport小牧」は、環境負荷の低減と入居企業のランニングコスト削減のため、倉庫内を含め全館をLED照明にし、屋上に太陽光パネルを設置した。
これにより、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)が環境・社会への配慮がなされた不動産に対して認証する「DBJ Green Building」の「4つ星」プラン認証を取得した。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
野村不動産株式会社のニュースリリース
http://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2017013101223.pdf