新日鉄住金エンジニアリング、大型物流施設「(仮称)印西ロジスティクスセンター」着工

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新日鉄住金エンジニアリング、大型物流施設「(仮称)印西ロジスティクスセンター」着工

2017年01月28日 18:00

千葉県印西市に大型物流施設を建設

新日鉄住金エンジニアリング株式会社は1月26日、伊藤忠商事株式会社および合同会社銀杏(Mapletree Groupの特別目的会社)より、大型物流施設「(仮称)印西ロジスティクスセンター」を受注し、建設に着工した、と発表した。

制震構造で構築し、高い安全性を確保

(仮称)印西ロジスティクスセンターは、千葉県印西市に位置し、国道16号線に近く、物流施設として最適な立地に建設される。

センターは、床面積が約110,000平方m、鉄骨重量が約11,000tの鉄骨造で、地上5階建てのビルである。

センターには、耐震ブレース、制振ダンパーとして、優れた性能を発揮する新日鉄住金エンジニアリング製の「アンボンドブレース」を、約280本配置した。

アンボンドブレースは、鋼管とコンクリートで中心鋼材を拘束し、座屈させずに安定的に塑性化するようにしたブレース。中心鋼材とコンクリートの間に特殊な緩衝材(アンボンド材)を用いているため、引張・圧縮ともに同性状の安定した特性をもつ。

制震構造で構築しているため、施設の構造体の損傷が少なく、耐震構造に比べ安全性が高い。

2018年3月の竣工を予定している。

新日鉄住金エンジニアリングは、大型物流施設建設の実績を積み重ねており、受注実績は直近10年で約210万平方mに上る。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

新日鉄住金エンジニアリング株式会社のニュースリリース
http://www.eng.nssmc.com/news/detail/319

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