花き荷捌施設「OTA花ステーション」が完成
JFEエンジニアリング株式会社は12月16日、東京都中央卸売市場大田市場内の花き荷捌施設「OTA花ステーション」を完工した、と発表した。
OTA花ステーションの事業主は、花き卸売国内最大手である株式会社「大田花き」の100%子会社である株式会社大田ウィングス。
自動仕分設備の組み込みにより、従来比1.4倍の荷捌が可能
OTA花ステーションは、大田ウィングスが、大田市場花き部内にコールドチェーン対応荷捌施設として計画。
JFEエンジニアリングは、事業の計画当初より参画し、施設の提案・設計・施工までを一貫して請負った。通常営業を続けながら拡張工事を行い、短期間で竣工した。
OTA花ステーションは、敷地面積約5,800平方メートル、延床面積約12,200平方メートルで、鉄骨造の地上3階建ての施設である。
施設内には、約4,400平方メートルの大型保冷保管場を備えており、既存の入出荷設備を延長して、新設の搬送用コンベヤと自動仕分設備とを連携させた。
この新しい設備により、花きの鮮度を保持したまま、効率的に大量の荷捌を行う効率を高めた。
その結果、スピーディーな物流ニーズに対応することができ、従来の1.4倍に当たる年間1,000万ケースの取り扱いが可能になった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング株式会社のニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2016/20161216080751.html