センコー株式会社は11月8日、メキシコの子会社「SENKO Logistics Mexico S.A. de C.V.」が、メキシコ合衆国グアナファト州レオン市ピルバ工業団地内に物流センターを建設する、と発表した。
新しい物流センターの名称は、Leon Logistics Centerの予定。
メキシコのバヒオ地区は、中央高原に位置する交通の要衝。
日本をはじめ世界の自動車産業の集積が進み自動車の一大生産拠点となっており、「ミニ・デトロイト」、「メキシコのデトロイト」とも呼ばれている。今後とも各国の自動車メーカーや自動車部品のサプライヤーの工場進出が見込まれる。
新規に開設する物流センターは、自動車関連の需要を取り込み、バヒオ地区内の多様な輸送や、自動車メーカーと部品サプライヤー間の集荷・配送の拠点として運送サービスを行う。
センコーは、2016年1月に「SENKO Mexico」を設立し、トラック輸送や2カ所の賃借物件で倉庫事業を開始している。そのため、メキシコ内における日系企業のプラントの輸入業務や、メキシコに拠点を持たない日系企業の貨物保管から配送まで、一貫したサービスを提供する。
物流センターは、敷地面積61,150平方メートル、延床面積15,500平方メートルに、鉄骨造の平屋建て(事務所の一部は2階建て)のビル。
竣工は2017年12月末を予定し、2018年1月に営業を開始する予定。
センコーは、メキシコにおける新センターを稼働させ、規模と機能を充実・拡大し、米国を含め北米での事業の拡大を目指す。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
センコー株式会社のプレスリリース
http://www.senko.co.jp/jp/ir/pdf/20161108_201.pdf