これまでの実績が高く評価
日揮は、10月26日、同社現地法人のJGCアメリカ社と共同で、カナダにてLNG(液化天然ガス)プラント建設プロジェクトに係わる基本設計役務(FEED、Front End Engineering Design)を受注したことを発表した。
プロジェクトの概要
このLNGプラント建設は、アジア各国を中心に紙パルプや化学・エネルギー事業を展開するRoyal Golden Eagleグループの関連会社である「Woodfibre LNG社」が、カナダ ブリティッシュコロンビア州スコーミッシュ近郊で計画しているプロジェクト。
同施設では、既存のパイプラインから供給される天然ガスを原料とし、LNGの生産を行う。同社は、今回、年間処理能力210万トンを有するLNGプラントに係わる基本設計役務を受注した。
なお、受注金額は非公表である。
積極的な受注活動を実施
現在、北米地域では、複数のLNGプラントの建設が計画中だ。今回の受注にあたっては、同社が国内をはじめ、世界各地において遂行してきたLNGプラント建設の実績が高く評価されたものと位置付けられている。
同社は今後も、JGCアメリカ社と連携を密にしながら、積極的な営業活動を展開し、さらなるプロジェクトの受注を目指すかまえだ。
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