自社研究所でZEBモデルを見える化
東急建設は10月21日、省エネ技術など導入した技術研究所の改修を今年8月から行っていることを発表した。
回収を行っているのは神奈川県相模原市にある技術研究所オフィス棟で、東急建設ではゼロ・エネルギー・ビルのモデルとしての検証などを行うのが目的。
技術研究所オフィス棟は築24年を経過しており、建物を使用しながらの改修工事を行って、2017年度の完成を目指す。
技術研究所では2011年度からBEMSを導入。同時期に省エネと快適性を両立する独自開発の空調・照明制御技術「RECOffice」を執務室の一部に導入し、その効果も実証してきた。
ZEB改修では国内トップレベルの削減率を目指す
今回のZEB改修では、これらの知見を踏まえて行うもので、独自技術を生かした改修工事となる。建築的および設備的な省エネ技術を導入はもちろんのこと、太陽光発電や水素利用技術などの創エネ・蓄エネ技術も導入する。
改修後は技術の検証や建物性能を評価すると同時に、ZEB体現化モデルとしてZEB改修提案にも活用する方針だ。
改修後の2017年度には、一般的なオフィスビルに比べて82%以上の削減を目標とし、既存建物のZEB改修では国内トップレベルの削減率を目指す。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東急建設株式会社のプレスリリース
http://www.tokyu-cnst.co.jp/topics/998.html