日立造船、スコットランドで大型ごみ焼却発電プラント建設工事を初受注

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日立造船、スコットランドで大型ごみ焼却発電プラント建設工事を初受注

2016年10月08日 16:00

スコットランドのごみ焼却発電プラント建設工事を受注

日立造船株式会社の100%子会社Hitachi Zosen Inova AG(HZI)は10月7日、FCC Environment (UK) Ltd.の特別目的会社(FCC)から、スコットランドの首都エディンバラのごみ焼却発電プラント建設工事を受注した、と発表した。

HZIは、ごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などの事業を展開するスイスに本拠を置く日立造船の100%子会社。

FCCは、廃棄物管理・エネルギー事業を行う、スペインの大手建設会社Fomento de Construcciones y Contratas S.A.の英国グループ会社FCC Environment (UK) Ltd.が設立した特別目的会社。

ごみを1日464t焼却処理し、約27,000世帯分の電力をカバー

FCCは、英国スコットランドのCity of Edinburgh Council(エディンバラ市)とCity of Midlothian Council(ミッドロージアン市)のごみ焼却発電事業を行う。

HZIは、豊富な大型ごみ焼却発電プラントの実績が高く評価され、FCCとごみ焼却発電プラント建設工事のEPC(設計・調達・建設)業務の契約を締結した。HZIにとって、スコットランドにおける初の受注工事。

ごみ焼却発電プラントでは、ストーカ式焼却炉により1日464tのごみを処理し、廃熱を利用した発電出力14,200kWの発電設備により、約27,000世帯分の電力を供給する予定。

納期は、2019年3月の予定。

ごみ焼却発電プラントの海外展開を進める

英国やポーランドなどは、ごみを埋立て処理する比率が高く、ごみ焼却発電プラントの需要が高い。日立造船グループは、さらに海外展開を進め、世界的な地球温暖化対策や資源循環型社会の形成に貢献することを目指す。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

日立造船株式会社のニュースリリース
http://www.hitachizosen.co.jp/news/2016/10/002339.html

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