ステップアップ支援対象案件に選定
文田建設は、9月13日、同社の「大牟田建設発生土リサイクル事業連携体」の取り組みが、国土交通省により実施される「地域建設産業活性化支援事業」の平成28年度支援対象案件として、選定されたことを発表した。
なお、「地域建設産業活性化支援事業」とは、地域社会を支える中小・中堅の建設企業及び建設関連企業(測量業、建設コンサルタント及び地質調査業)を支援するために同省が行っている事業。
担い手確保・育成又は生産性向上に関するモデル性の高い案件には、重点的な支援である「ステップアップ支援」を実施している。
主な取り組み内容
今回選定された同社の取り組みは、岩塊混じりの建設発生土処理費用を低減することで、安価な砕石を供給し、工事費用の低減・生産性向上を目指すもの。
具体的には、地域の建設業者が連携を図り、建設発生土から改良土を製造する過程で生じる岩塊・建設副産物である岩塊等をリサイクルし、砕石に転用するという。
上限は300万円
この事業は、昨年度より実施されており、「ステップアップ支援」の実施件数は、通算して32件となった。
なお、同社は今回の選定を受け、計画実行段階の経費の一部(一案件あたり上限300万円)の支援を受け、プロジェクトを遂行していくことになる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
文田建設 プレスリリース
http://www.fumita.co.jp/info/20160912/