契約上限額は1,617万4,000円
大阪市がプロポーザル方式で7月19日から8月23日の期間に公募を行った、「2016年度夢洲まちづくり構想検討業務」の受注予定事業者が決定した。大阪市が、9月12日に発表した。
受注予定事業者は日建設計・日建設計総合研究所・グローバルミックス特別共同体。契約上限額は1,617万4,000円(税込み)。
夢島を大阪の観光拠点に
「2016年度夢洲まちづくり構想検討業務」は、夢島を観光拠点とすることで大阪の都市としての魅力を向上させ、世界中から人やモノ、投資を呼び込んで経済成長の起爆剤とするのが目的。
夢洲は、大阪市此花区にある人工島。これまで関西経済3団体、大阪府及び大阪市が「夢洲まちづくり構想検討会」を設置し、夢洲のまちづくりに関する検討を進めてきた。昨年にはこれまでの検討結果をまとめた「夢洲まちづくり構想(案)~中間とりまとめ~」を発表している。
中間とりまとめでは、海外からのツーリズムブームの機会を逃さずに、夢洲地区を新たな観光拠点とすること、世界的なネットワークのハブを構築するなど、新たな取り組みの方向性を示した。
委託事業では「夢洲まちづくり構想(案)~中間とりまとめ~」を踏まえて、夢洲を国際観光拠点とするなど、夢洲に導入する機能、土地利用プラン、空間デザイン、持続可能なエネルギーシステムなど多角的に検討を行い、「夢洲まちづくり構想(素案)」を作成を行う。
▼外部リンク
公募型企画競争方式(プロポーザル方式)発注案件
http://www.city.osaka.lg.jp/keizai