RCエイジ一級建築士事務所は1日、職人不足に悩む建築事業者へ向けたサービス「RC事業化支援」の提供を開始すると発表した。施工会社探しに悩む設計事務所や住宅工務店などを対象に、RC建築商品の事業化を手広く支援する。
木造と比較して耐震・防火性、省エネ効率にすぐれるほか、長期的に見た場合の資産価値が低下しにくいといった利点を持つRC造建築物。一方で、その建築事業を手掛ける事業者の不足、建築費用の高さが課題とされてきた。
また昨今ではこれらに加えて、業界における労働者の不足がネックとなり、RC造建築物の普及における足かせとなっている状況だ。
そこでRCエイジ一級建築士事務所ではこのたび、国内でも数少ないRC建築を専門に手掛けてきた事務所としての実績を生かし、RC建築事業における課題を解決するべく動き出した。
今回同事務所が立ち上げた「RC事業化支援」は、RC建築の企画設計、RC建築の施工プロデュース、そしてRC建築事業展開のためのコンサルティング全般という3つの柱が特徴だ。
これらを通じて、RC建築商品の企画や設計、RC躯体の提供や現場管理の体制構築、さらにはRC事業の新ブランドの立ち上げや集客販売のノウハウ提供、従業員教育までを幅広くカバーする。
同事務所ではこの「RC事業化支援」を利用するメリットとして、RC建築にトータル対応できる希少な事業者として売り手主導のビジネスが展開できる点、木造にくらべて長い耐用年数により、中長期的なビジネスチャンスが創出される点を挙げている。
また同事務所のRC建築物における高い実績がフィードバックされることで、独自工法による職人不足の回避、狭小地や非整形地への対応、実践的なノウハウやツールの取得も可能になるとしている。
▼外部リンク
株式会社RCエイジ プレスリリース(ValuePress!)
https://www.value-press.com/pressrelease/168928