出来高払い(できだかばらい)とは、建設工事の仕上がり状況に応じて工事代金を支払うことである。
出来高とは、出来形(工事の目的物のできあがった部分)に相応する請負代金を指す。工事の途中で「出来高検査」を行い、出来形を金額に換算したものが出来高となる。
建設業法第24条では、「出来形部分に対する支払(=出来高払い)」について定められている。
民法では、請負代金は仕事の完成に対して支払われるもの(竣工払い)となっているが、建設工事においては、工事の途中でも支払いが行われる出来高払いが通例である。
「部分払い」「中間払い」とも言われる。