マテリアルリサイクル
マテリアルリサイクルとは、廃棄物を選別回収し、素材ごとに再加工してもう一度新しい原料として使う「再資源化」のことである。
建設廃棄物の中では、コンクリート塊やアスファルト廃材のリサイクル化が進んでおり、2008年度の建設廃棄物の再資源化率は93.7%と、1995年度の58%から大幅に向上している。しかし、建設発生木材、建設混合廃棄物、建設汚泥の再資源化率は、他に比べて低く止まっている。
「マテリアルリサイクル」は、廃棄物を焼却する際に発生する熱を冷暖房や温水などの熱源として利用する「サーマルリサイクル」に対比して使われる場合が多い。
■マテリアルリサイクルの例
・コンクリート塊は、砕石として再資源化され、道路工事の路盤材に活用される。
・アスファルト廃材は、再生プラントで再生され、舗装工事に再利用される。
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