異形鉄筋とは

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異形鉄筋

異形鉄筋とは、建物の構造用材料の一種で、でこぼこの突起をつけた棒状の鋼材を指す。形状によって、異形棒鋼や異形コイル鉄筋など呼び分けられる。

異形鉄筋についている凸凹の突起は、表面積を増やすことでコンクリートやモルタルの付着力を強め、引き抜き力への抵抗力を強めることが目的である。通常の鋼材(丸い棒状の鋼材のため、丸鋼といわれる)に比べて抵抗力が強いこと以外にも、コンクリートやモルタルと鋼材を定着させるための加工が簡略化できるといった利点もあるため、主に鉄筋コンクリート構造物に使われる構造用鉄筋として持ちいられることが多い。

そのほか、鉄骨造の基礎部分やブロック構造を補強するためにも用いられる。

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