人工骨材とは

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人工骨材

人工骨材とは、石や砂、高炉スラグ(製錬時に出る鉱石のくず)やフライアッシュ(石炭の燃焼時に出る灰)を加工して作る骨材。自然界にある砂などをそのまま骨材として使う天然骨材と違い、何かしら人の手が加えられるため、人工骨材といわれる。
天然骨材…川や山などの砂・砂利をそのまま骨材として利用したもの。

人工骨材には、石や砂を砕いただけの砕石・砕砂(さいさ)以外に、以下のようなものがある。

・高炉スラグ骨材
液状の高炉スラグを急激に冷やし、砂粒状にした「高炉スラグ細骨材」と、液状の高炉スラグを徐々に冷やした後、所定の粒度に砕いた「高炉スラグ粗骨材」がある。
どちらもアルカリ骨材反応を起こす成分や粘土、有機不純物といった有害物質を含んでいない点が特徴である。

・人工軽量骨材
泥岩の一種である頁岩(けつがん)や、フライアッシュ(石炭の燃焼時に出る灰)を高温に熱して作る、軽くて強い骨材。軽量コンクリートの原料になり、高い断熱性とそのほかの骨材に比べて軽量な点が特徴である。

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