ポリエステル系人工大理石
ポリエステル系人工大理石とは、ベースにポリエステル系の樹脂を使って作られている人工大理石。ポリエステル系の樹脂に骨材を混ぜて成型する。
ポリエステル系人工大理石は、そのまま使用すると経年変化による黄ばみが起こりやすい。これは、ポリエステル樹脂が太陽光や温度変化に弱いためである。
経年変化による黄ばみを抑えるために、ゲルコート塗膜で表面を覆う処理をしたものも多い。ゲルコートで加工されたポリエステル系人工大理石は黄ばみにくく、表面も滑らかになる。反面、傷つきやすい・傷がつくと修理しづらいといった短所がある。
人工大理石にはポリエステル系人工大理石以外に、アクリル系樹脂をベースにつくられるアクリル系人工大理石がある。
■長所
・アクリル系人工大理石よりも安い
■短所
・見た目が悪い
・汚れやすく、汚れ落ちも悪い
・経年変化によって黄ばみやすい
・アクリル系人工大理石よりも熱や衝撃に弱い
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