水中コンクリートとは

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水中コンクリート

水中コンクリートとは、水中で打設を行うコンクリートの呼称。通常のコンクリートを水中で打設すると材料が分離してしまうため、分離を防ぐために特殊な混和材(水中不分離性混和材、高性能減水材など)を用いる。特殊な混和材を使用したコンクリートは、水中不分離コンクリートともいわれる。

ただし、水中の打設は通常の打設よりも、材料の分離や強度低下の危険が高い。そのため、水中での打設以外に方法がない場合のみ用いられる。

水中コンクリート打設の主な工法には、以下の2種類がある。

トレミー工法
トレミーと呼ばれる管を水中に突き立て、その管を通してコンクリートを流し込む工法。
・コンクリートポンプ工法
コンクリートポンプを使い、直接圧送して打設する工法。現在はコンクリートポンプ工法が主流である。

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