着水井とは

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着水井

着水井(ちゃくすいせい)とは、浄水場内にある施設の一種。主に、取水塔を通して取り入れた水の水量・水位の調節と、原水の水質把握という2つの役割を持つ。この設備で水量を調節された原水は、次の設備である薬品混和池に送り込まれる。
着水井の水深は3~5m程度であり、この設備の中で原水が1.5分以上滞留するよう設計されている。

着水井の具体的な役割は、以下の通りである。

・各所から集まる原水の統合
・複数施設への原水の分配
薬品混和池へと流す原水の水位と水量の調整
原水の採水、監視
 ※原水の急性毒性(原水に生物を放した際、数日以内に発生する毒性)の有無を確かめるため、原水が流れ込むようにつくられた水槽の中でマスなどの魚を育てている浄水場も存在する。

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