鉄骨ユニット工法
鉄骨ユニット工法とは、工場で鉄骨住宅のほぼ大半をボックス単位であらかじめ仕上げて、現場で組み立てていく工法である。
同じ工法で、鉄骨ではなく木材を使用したものは木質ユニット工法と呼ばれる。
■長所
・品質が安定しており、職人の技量に左右されない。
・短い工期で家を完成させることができる。
■短所
・鉄骨は木造よりも熱や冷気を伝えやすいため断熱性が低く、対策のためのコストがかかる。
・設計の自由度が低い。
・搬入経路の事前確認のほか、輸送時に信号など周囲に接触しないよう十分な注意が必要である。
鉄骨ユニット工法で、鉄骨の柱と梁を剛接合(ごうせつごう)してより強度を増したものは鉄骨ラーメンユニット工法と呼ばれている。
※剛接合…柱と梁の接合部分を溶接して一体化させた接合方法。