コンポスト化
コンポスト化とは、汚泥処理工程でできた脱水汚泥(脱水ケーキ)をコンポストと呼ばれる肥料に加工する(堆肥化する)こと。
脱水汚泥がコンポスト化するまでの過程は、好気性発酵と称される。具体的な流れは以下の通りである。
■好気性発酵
空気に触れる場所に置かれた脱水汚泥内の有機物が、好気性細菌(酸素によって増殖する細菌)によって分解される。
※好気性細菌と汚泥が満遍なく混ざるよう、時折攪拌する必要がある
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発酵時の汚泥の温度が70度近くまで上昇することにより、汚泥内の病原菌が死滅する。
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汚泥が有害な物質を含まない「コンポスト」に変質する。