洗掘(せんくつ)とは

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洗掘(せんくつ)

洗掘(せんくつ)とは、水の流れや波の影響により河岸・河床(海岸・海底)の土砂が洗い流されることを指す。河川や海中に構造物を固定して設置する際は、洗掘により基部が弛まないよう、また流されないように、様々な洗掘防止加工が施される。

■洗掘防止加工の例
土砂の流出を防ぐために石やブロックを積み上げる形式の加工や、河床を補強して構造物の地盤が削り取られることを防ぐ形式の加工など、様々なものがある。

・土砂の流出を防ぐために石やブロックを積み上げる形式の加工例
捨石…適当な大きさの石を水中に沈める。主に、水際の洗掘を防ぐ際に用いられる。
洗掘防止工…帆布やコンクリートブロック、アスファルトやゴムでできたマットなどを積み上げる。水際の洗掘を防ぐ際に用いられる。

・河床を補強して構造物の地盤が削り取られることを防ぐ加工例
沈床(ちんしょう)…玉石や、石を砕いた割栗石(わりぐりいし)を詰めた格子枠を、河床に沈めたもの。

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