原油加熱炉とは

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原油加熱炉

原油加熱炉は、常圧蒸留装置内にある装置の一つで、原油を加熱する役割を持つ。

主蒸留塔には加熱装置がついていないため、原油主蒸留塔に送られる前に原油加熱炉で350度ほどに熱され、その後主蒸留塔に送られる。
加熱された原油主蒸留塔内で一度蒸気になり、その後冷却される。冷却に伴い、沸点の低いものから高いものへと各成分が分離していき、結果的に6種類ほどの成分ができる。
なお、分離後の灯油、軽油、重油は高温のため、原油加熱炉で発生した熱エネルギーを利用する熱回収という方法で冷却する。

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